REAL VOICE〜本になったわたし〜
- cvv
- 2011年8月21日
- 読了時間: 3分
どーも。
ちえです。
昨日、8月20日(日)、わたしとm-んで講演に行ってきました。
とてもユニークな企画。
「REAL VOICE~生きている図書館~」
内容は・・・ 子ども時代に世間からの様々な思い込みや偏見による暴力を受け、 そのときどんな気持ちだったのか、周りにどうしてほしかったのかを 大人になった今、「生きている図書館」という手法を使って本となり、 生の声を伝えます。(APIS HPから抜粋)
どういうことやねーん?!と、簡単に言うと。。。
20名の「本(というなの人間)」から、自分が読みたい(聞きたい)本をエントリーし、
時間になると、30分間「本」が自身の語りを語ってくれる。
1冊の「本」に対して、読み手はMAX3名。
「本」は、自由に好きに話してOK。
1回30分を、6コマします。
というのが「生きている図書館」
この企画、うちの職場でできないかなーと。
企画にあげてみようかなーと思います。
今回私は
「タイガーマスクの育ったところ
~児童養護施設で育った若者の生き方に出会う~」というタイトルで話しました。
全体テーマは 「暴力」
最初、聞いたとき「う・・・・・・・・・ん」と悩みました。
「暴力か・・・・」と、受けるべきか、いや、でも個人的には受けてみたい。
でも暴力か・・・・・と、ちょっと悩んだんですが、
「もし不安なら、「辞書」をつけることができます」といわれ、
今回「本」と「辞書」の2冊で出ることになりました。
「辞書」って???
「辞書」は「本(私)」が困ったとき、話していてしんどくなったときに
辞書が私の変わりに答えてくれるという優れた万能辞書。
今回、その万能辞書さんをm~んさんにお願いいたしました。
この万能辞書、すぐれものでした。
なんといっても、横にいているだけで安心できる。
いざというときのための安心。
辞書機能イイ。
さて、当日。
「誰か私をかりてー」という思いだったんですが、
5コマ全て埋まりました。
ありがとうございます。
話した内容は
①児童養護施設って?
②ライフシートを使って、私の体験
③暴力の種類(身体的・精神的・性的)
職員からこども
こどもからこども
こどもから職員へ
③の暴力についてが本題だったのに、
②の話をするまでにだいたい25分。
残り5分で暴力の話し。ができるわけもなく、
もやもやを持って帰る形になりました。
あえてモヤモヤを残そう!と辞書さんと話して、今回こうなりました。
気になる方は、CVVまでご連絡ください^^
暴力の話しをするときに、自分の体験段だけではなく、
これまでの当事者の声をできるかぎり話しました。
本当は6コマ全て話したかったんですが、
1コマ読みたい「本」があったので、最後の1コマを私も読みてとして参加しました。
自身の虐待経験を話してくれました。
私、聞いていて腹が立って腹が立って!!!もちろん加害者にですよ。
「めっちゃ腹立つ!」「ほんまにムカツク!」と私ひとり連呼していました。
彼女は「今は幸せなので、許せたんです」と。
べっぴんさんのええ人でした。
年齢も1歳上で、子どもが3人いてはる、笑顔の素敵な方です。
今回、いろいろあったけどイイ体験をさせていただきました。
APISのみなさま、辞書さま、本当にありがとうございました。

ドーンセンターにて

これが今日の「本」一覧。 私は「H」

本の予約一覧。私は「H」です。これはお昼13時の段階。
まだシールは1つですが、時間には3名の方で埋まりました。
予約してくれたみなさまありがとう。
○みえちゃん
今回いろいろな方を連れてきてくれてありがとう。
お話できなかった方も含め、私でよければいつでも話します。
また語り合いましょー。
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