でまえいっちょー5月20日 今更報告
- cvv
- 2012年6月14日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
cvvスタッフのちえです。
5月20日 でまえいっちょーを報告
児童養護施設の高校生女子2名と、料理づくりや進学や今後について話す
ということでeトコに来てもらうことになっていました。
が、途中駅で倒れたという連絡を一緒にいた女の子から受けて急遽そっちに向かいました。
私、初めての医務室。
顔を見てみると、案外ケロっとしていて
「ちょっと寝たら大丈夫~」っと。
倒れた理由は書けませんが、色々あるんですな~。
帰ったほうがいいとかも・・・と思っていたんですが、
施設と彼女の気持ち確認をしたところ、本人は「大丈夫やねん。行きたい」ということでそのままランチへ。
ぺろりと一人前食べていて安心。
いつも通りに戻っていたし、良かった良かった。
実は、今日はNHKの取材も入っていました。
cvv代表のじゅんくんと一緒に撮られてきました。
彼女たちは記者の人に遠慮というか緊張しているのかなと思っていたんですが
「平気やで~。」と。
私より肝座ってるやんけ・・・。
また、今回記者をされている方も、児童養護施設を退所した人たちの
情報を知っていて、彼女たちのためになるような情報があれば教えてくれるという
頼もしいことを言ってくれました。
取材の人が帰ったところで、ディープな話。
内容は書けるものとかけないものがあるんですが、
子どもの一人に、目指している職種があって、
偶然にもeトコ大家さんがまさにその職種!
ということで、社会見学のお願いをしまして、今後一緒に見学してきます。
また「進学も考えてるけど、お金がないし・・・」というのも聞いて、
方法はあることを伝えると、進学に対しても考えるということです。
こうした情報をもっと身近に知る事ができればいいのにな~っと。
私は、自分が生きてきた年数の、すくな~い情報しか知りません。
なので、まずPCを子どもに使ってもらって、調べてもらっています。
今日も色々聞いたり調べたりしてはりました。
「福利厚生ってなに?」「新卒ってどういう意味?」とか
「初任給」とか「一人暮らしにかかる費用」とか「近所の人との付き合い」とか・・・。
こういうのって、一般的には身近な大人とかが話すんですかね?
私が親と再会して、暮らし始めたときは、周りの大人が教えてくれました。
(特におばーちゃんが)
「ちえ、料理上手は片付け上手やで~。料理しながら片付けたら早いやろー」
「鯵の南蛮漬けはこうすんねんで~」(50匹さばかされました)
「掃除機は畳の編み目に沿ってするねんで」
「歯のきれいなのは財産持ちやで」
「学校どうやった~。」
「遊びにいこか~。山いこか~。温泉いこか~。カラオケいこか~」
とか。。。
普通な会話やけど、施設にいるときは当たり前じゃない会話。
50人程度いる子どもたちと、当たり前の会話ってむずかしいです。
施設に子どもを送り届けて、やっと帰宅~。
色々あった一日でした。
~今日の写真~
施設のこどもたちにお土産ということで、
またまた大量のお菓子製作中。

ホットケーキmIXで作っています。
中は、チョコやチーズ。

未だかつてない出来!!!
ブラボー!
元粉モン屋の大将!
粉の多さや、焼き加減など指導してくれ、おかげで未だかつてない美しいミッキーが!
さすがじゅんくん。

子どもに「包丁って一度あぶったらケーキが切りやすいねんでー」や
面白い話をしてくれたり、ありがとうございます。
今日の子どもの名言
「私は体より大きな悩みを持っている」
「実は私は色々な人が関わってくれていると、最近分かってきた。」
「実は大人はやさしかった」(これは今日女の子が倒れた時に、周りの大人達が声かけしてくれたそうです)
「電車の乗り方と切符の買い方はばっちり」
これ、大家のキムリンが悩みが大きい彼女にプレゼント
喜んではりました。
こうやって気にかけてくれる大人がいることが伝わって、
しんどい気持ちをうまく切り替える事ができればいいなと。
彼女も来年社会人(予定)。
キムリンが大好きな一人なのだ。

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